技術情報

当社で取り扱っている各種ボード製品に関連する技術情報ライブラリです。

ストレージ

ストレージ関連用語について解説

HDD

HDDイメージ
    • Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略で、複数枚の磁気ディスク(円盤)を利用した記録デバイス
    • 円盤には磁性体が塗られており、磁気ヘッドを利用してデータを読み書きする
    • 機械的構造のため、衝撃や振動でヘッドが円盤と接触すると動作異常の要因となる
    • SSDよりも安価で大容量なため、大量のデータを扱うデータセンターやサーバールームで利用される

SSD

SSDイメージ
  • Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略で、半導体(フラッシュメモリ)を利用した記録デバイス
  • フラッシュメモリを利用しているため、高速に読み書きができる
  • 機械的な構造が無い為、衝撃や振動に強く、発熱や消費電力が低い
  • 小型・軽量のためモバイルデバイス(タブレットやノートPC等)に多く利用されている

SATA

sataロゴ
  • SerialATA(シリアルATA)を短縮した略語で、コンピュータにHDDやSSD等のストレージデバイスを接続するためのインタフェース
  • パラレルATA(IDE)をシリアル化したインタフェースで、40pinフラットケーブルから7pinのシリアルケーブルになり配線が容易
  • 規格のリビジョンは1.0(1.5Gbps)、2.0(3.0Gbps)、3.0(6Gbps)となっており更に高速化が予定されている
  • 外部接続用のeSATA(external SATA)規格もあり、外付けハードディスクなどに対応

SCSI

SCSIイメージ
  • Small Computer System Interfaceの略で、通称「スカジー」と呼ばれる。1986年にANSIにより規格化
  • コンピュータと周辺機器を接続するためのインタフェースだが、レガシーな規格のため一部の製造装置などに利用されている
  • ハードディスクドライブ、MOドライブ、テープドライブ、プリンタなどに利用されていた
  • NECのPC-9801やAppleのMacintoshに高速インタフェースとして採用されていた

SAS

sasイメージロゴ
  • Serial Attached SCSIの略で、パラレルバスのSCSIをシリアル化したインタフェース
  • リビジョンは、1.0(3Gbps)、2.0(6Gbps)、3.0(12Gbps)、4.0(24Gbps)がリリースされている
  • コネクタはSATAと同じコネクタを採用しているため、SATAとの互換性あり
  • サーバー内のディスクドライブインタフェースなどに利用されている

RAID

RAIDイメージ
  • Redundant Arrays of Inexpensive Disksの略、複数台のディスクドライブを利用し冗長性または性能を向上する
  • RAIDレベルがRAID 0からRAID 6まで7種類あり、利用するアプリケーションによってRAIDレベルを選択する
  • RAID 0(ストライピング)は冗長性は無いが最も高速化できる方式
  • RAID 1(ミラーリング)はドライブアレイを2セット使用して同じデータを書き込む冗長構成の方式
  • RAID 5(パリティ分散)は誤り訂正符号と共に分散させて記録する方式、パリティドライブでデータを復元する
  • 一般的にデータレコーダはRAID 0を利用している

JBOD

JBODイメージ
  • Just a Bunch Of Disksの略で、複数のディスクドライブをアレイ状に接続し1つの論理ドライブとして構成する
  • RAIDの様なレベルは無く、RAID 0とほぼ同じ冗長性の無い構成
  • 一般的にRAIDよりも安価なため単に大容量が必要な用途で利用されている
  • 容量が異なるディスクを混在して利用できるため全ての容量を無駄なく利用できる

NAS

nasイメージ
  • Network Attached Storageの略で、LANに接続することができるストレージドライブ
  • 一般的にファイルサーバーとして利用される
  • ネットワークに接続できるので、社内の共有サーバーとして複数人がアクセス可能
  • 最近はWIFIルーターに接続して家庭内の共有サーバーとしても利用されている

CFast

cfastロゴ
  • 従来のCompactFlashを高速化したフラッシュメモリ記録メディア
  • CompactFlash Associationが規格化、インタフェースはSATA3 6Gbpsを採用している
  • サイズはCFカードと同じだが、互換性は無い
  • ハイエンドのデジタルカメラなどに利用されている

NVMe

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  • Non-Volatile Memory Expressの略で、PCI Expressを採用したストレージメディア用の論理デバイスインタフェース
  • NVMeを採用したストレージメディアとしては、PCIe拡張カードタイプ、U.2タイプ、M.2タイプ、AICタイプ、EDSFFなどがある
  • I/Oオーバーヘッドが少なく、高速に読み書きできる
  • その高速性から、AI(人工知能)やディープラーニングなど大量のデータを処理する用途に利用される

TBW

TBWロゴ
  • Total Byte Writtenの略、総書込容量(書き込み回数)でSSDの信頼性・耐久性を示す指標
  • 例えば1TB(TBW=100TB)のSSDに毎日100GBを書き込むと1000日(約2.7年)が寿命となる
  • この値が大きいほど寿命が長く耐久性に優れている

FIPS 140-2

FIPS140ロゴ
  • 米国国立標準技術研究所(NIST)の発行している暗号化モジュールに関する信頼性・安全性を保証するための規格
  • 金融機関、政府機関、医療機関、インフラ(電気・ガス・水道)などの規制が厳しい産業で事実上のセキュリティ基準
  • FIPS 140-2はレベル1からレベル4と命名した4つのセキュリティレベルを定義している

FIPS 197

FIPSロゴ
  • 米国国立標準技術研究所(NIST)の発行している高度暗号化標準AES(Advanced Encryption Standard)規格
  • AESアルゴリズムは、情報を暗号化(暗号化)および復号化(解読)できる対称ブロック暗号
  • 暗号化はデータを暗号文と呼ばれる理解できない形式に変換する
  • AESアルゴリズムは、128/192/256ビットの暗号化キーを使用して128ビットのブロックでデータを暗号化および復号化することができる

TCG Opal

TCGOpalロゴ
  • TCG(Trusted Computing Group)が規定した、コンピュータの信頼性と安全性を高めるための国際業界標準規格
  • TCG Opal規格は、ストレージデバイスにハードウェアベースの暗号化を適用するために使用するセキュリティの規格
  • SSDやCompactFlashなどのストレージメディアに採用されている
  • ストレージデバイス自身がハードウェアで暗号化処理を行うため、ホストの負荷がない
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