FPGAアクセラレータボードADM-PCIE-9H7

Virtex UltraScale+ FPGA アクセラレータボード (PCIe)

概要

ADM-PCIE-9H7は、Virtex UltraScale+ を搭載した PCI Express タイプの FPGA アクセラレータボードです。 大規模な回路の組み込みや外部との高速通信が可能です。ホストインタフェースは PCI Express Gen3 x16 又は PCI Express Gen4 x8 をサポートしており、外部インタフェースは QSFP28 が4系統でそれぞれ 28Gbps の通信に対応しています。さらにOpenCAPIに対応した SlimSAS コネクタを実装しています。 データセンターやクラウドコンピューティング向け又はHigh Performance Computing (HPC)向けアクセラレータ、ネットワークアクセラレータや試験装置の開発、金融の高速取引(HFT)などに適しています。
仕様
FPGA 1x Virtex UltraScale Plus
通信インタフェース 4x QSFP28サポート
ドライバ Windows, Linux
タイプ PCIe
特徴
ADM-PCIE-9H7イメージ▮ FPGAアクセラレータボードは、FPGA, インタフェースの違いにより9種類のモデルを用意
FPGAアクセラレータボードセレクションチャート
▮ OpenCAPIインターフェースに対応しており、IBM製Powerサーバへの導入が容易
▮ 4x QSFP28ケージにより高速光インタフェースをサポート
▮ 8x Fireflyインタフェース(各28Gbps)を搭載しており、高速光通信をサポート
▮ パッシブおよびファン冷却オプション付きヒートシンク搭載
▮ 2x 4GB HBM Gen2メモリ(32 AXIポートは460GB/sのアクセス帯域幅を提供)搭載
▮ 8x 100GイーサネットMAC(KR4 RS-FECを含む)サポート
▮ 4x 150G Interlakenコアサポート
▮ 6x PCI Express x16 Gen3 / x8 Gen 4コア(CCIX対応)サポート
▮ Windows/Linuxドライバーサポート
▮ FPGAリファレンスデザインを提供
▮ マルチチャンネルの光インタフェースにより、高速通信ハブとして実装可能
▮ 高速ネットワークアクセラレータやネットワークコンピューティングに最適
▮ 高性能コンピューティング(HPC)やシステムモデリングの演算処理に最適
▮ マーケット分析やゲノム解析など大量の演算処理に最適
エジンバラのハイテク企業
alpha-dataAlpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
アプリケーション
AE08:オープンソースFPGA CNNライブラリ
AE29:広帯域幅メモリFPGAを使用したメモリ帯域幅障壁の解消
AE51: FPGAベースのボリュームレイキャスティング
関連商品

スペック

FPGA Virtex UltraScale+
ホストインタフェース PCI Express Gen3 x16又はGen4 x8 (CCIX対応)
メモリ 8GB High Bandwidth Memory with 32 AXI Ports, 2Gb QSPI Flash
フロントI/O 4x QSFP28ケージ, Micro USB (JTAG support)
その他I/O 8x Firefly, 2x SlimSAS (8x OpenCAPI), Micro USB (JTAG support)
ソフトウェア BSP (APIとFPGAリファレンスデザイン)
動作温度 0 ~ +55℃
フォームファクタ PCI Express (3/4レングス, ダブルスロット)

データシート

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