概要
XMC-1553-2-IOは、2CHリダンダントのMIL-STD-1553を搭載したXMCタイプのIOボードです。
DDC製 Total-ACE通信デバイスを1553バスコントローラ、または同時バスモニタ機能を備えたリモートターミナルとして使用します。デュアルコントローラは、トランシーバとトランスフォーマを内蔵したデュアル冗長チャネルを備えています。コントローラは、最大31個のRTアドレスを同時にエミュレートできます。RTモードのXMC-1553-2-IOは、RTアドレス、T/R、サブアドレスでフィルタリングできます。このボードは16個のデジタルI/O TTLレベルをサポートします。
ボードタイプはXMCで拡張温度範囲で提供されます。
- 仕様
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インタフェース MIL-STD-1553A/B ドライバ Windows, Linux, VxWorks タイプ XMC (VITA61又はVITA42) - 特徴
- ▮ XMC VITA61又はVITA42を選択可能
▮ PCI Express x1レーン
▮ デュアルリダンダントMIL-STD-1553コントローラ2基搭載(A/Dチャンネル)
▮ マルチプロトコルサポート:MIL-STD-1553A/B, STANAG-3838, MIL-STD-1760
▮ 2MB RAMメモリ/ch
▮ モード:バスコントローラ、同時バスモニター付きリモートターミナル
▮ IRIG-106 Chapter 10モニター
▮ 最大31個のRTアドレスを同時にエミュレート
▮ RTアドレス、T/Rビット、サブアドレスに基づくフィルタ
▮ トランス結合型
▮ IRIG-Bデジタル入力
▮ 16chのデジタルディスクリートI/O
▮ 2chのデジタル出力
- MADE IN USA 【アリゾナの組込みボードサプライヤ】
Alphi Technology社は、1988年に米国アリゾナ州Tempeにて設立された組込みシステム向けのI/Oソリューションサプライヤです。
Alphi社の製品は、DSP、FPGA、SCADA、MIL-STD-1553B、ARINC-429、データ収集、ネットワーキング、シリアル、組み込みコントローラ、デジタルサーボコントロール、およびPowerPCベースのプロセッサボードなど様々な機能を、CompactPCI、PMC、XMC、PCI、Mini-PCI、PCIe-Mini、M.2、VMEBus、Industry Packモジュールなどのフォームファクタで提供することができます。また、カスタムインテグレーションや古いシステムを維持するための製造中止ボードの互換品設計など独自の技術で柔軟に対応します。
ブロック図
スペック
▮ インタフェース | MIL-STD-1553規格準拠 |
▮ コントローラ | DDC製 Total-ACE |
▮ オンボードメモリ | 2MB RAM |
▮ モード | Bus Controller / Remote Terminal with concurrent Bus Monitor |
▮ ホストインタフェース | PCIe |
▮ ドライバ | Windows, Linux, VxWorks |
▮ 動作温度 | 0 ~ +70℃、 -40 ~ +80℃(温度拡張) |
▮ フォームファクタ | XMC |