概要
							ADQ8-4Xは、4GHz 10bit 2ch の ADコンバータ を搭載した高速マルチチャンネルA/Dボードです。
ADサンプリングレートは、2チャンネルモードで4 GSPS、4チャンネルモードで2GSPSとして使用することができます。オンボードのFPGAはユーザーに公開されており、カスタマイズすることでリアルタイムのデジタル信号処理が可能です。AD変換されたデータは、2.6GByte/sの速度でホストPCに転送できます。
標準添付されているGUIソフト「ADCaptureLab」を使い、簡単に信号をキャプチャしたりFFTを行う事が出来ます。新しい計測・分析ソフト「Digitizer Studio」をサポートしていますので製品の機能評価を容易に行うことが可能です。オプションのFPGA開発キット「FPGA Development Kit」でユーザプログラムが可能です。また、複数ボードを同期させて使用することができますので容易にチャンネル数を拡張することができます。
超音波アプリケーション、非破壊検査、無線通信、素粒子物理学等のアプリケーションに最適です。						
					- 仕様
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							A/Dコンバータ 2GHz, 10bit, 4ch / 4GHz, 10bit, 2ch 周波数帯域 1GHz ドライバ Windows, Linux タイプ PXIe - 特徴
- ▮ 2chモードで4GSPS、4chモードで2GSPSの高速ADサンプリング
 ▮ プログラマブルDCオフセット、アナログ入力電圧レンジ(0.25Vpp~5Vpp)
 ▮ リアルタイムデジタル信号処理のためのXilinx FPGAを搭載
 ▮ PXI Express(PXIe)フォームファクターで利用可能
 ▮ 高精度のマルチチャネル同期サポート
 ▮ 2.6GByte/SecのADデータ転送速度をサポート
 ▮ APIとC/C++、Pythonなどのドライバーを含むソフトウェア開発キット(SDK)を付属
 ▮ 計測・解析 GUIソフトウェア『Digitizer Studio』を付属しており簡単に使用可能
 ▮ WindowsとLinuxをサポート
 - インターリーブ技術「ADX」について
 Teledyne SP Devices社独自のインターリーブ技術「ADX」は、複数のADCを並列に使用することによりサンプリングレートを上げる手法です。インターリーブプロセスでは、複数の並列ADCのそれぞれが異なるタイミングでサンプリングします。このようにして、全体のサンプリングレートが上がり、ADCの数によりサンプリングレートが乗算されます。 Teledyne SP Devices社独自のインターリーブ技術「ADX」は、複数のADCを並列に使用することによりサンプリングレートを上げる手法です。インターリーブプロセスでは、複数の並列ADCのそれぞれが異なるタイミングでサンプリングします。このようにして、全体のサンプリングレートが上がり、ADCの数によりサンプリングレートが乗算されます。
  インターリーブの課題は、最適な分解能を得るために個々のADCの特性の製造ばらつきを補正することです。標準的な14ビットADCのインターリーブを実現するには、補正後の変動が0.01%未満でなければなりません。さらに、これらの変動は温度と経年に依存するため、補正がさらに複雑になります。 インターリーブの課題は、最適な分解能を得るために個々のADCの特性の製造ばらつきを補正することです。標準的な14ビットADCのインターリーブを実現するには、補正後の変動が0.01%未満でなければなりません。さらに、これらの変動は温度と経年に依存するため、補正がさらに複雑になります。
 - ADXは、ADC後のインターリーブ出力を後処理するためのデジタル信号処理技術です。ADXは、ミスマッチエラーの推定と、すべてのミスマッチエラーを抑制した信号の再構成の両方を備えています。独自技術により、特別なキャリブレーション信号やポストプロダクショントリミングを必要とせずに、ゲイン/オフセット/タイムスキューエラーのバックグラウンド推定を継続的に提供します。再構成ブロックは、最小限の遅延で信号を再作成します。
 - ハイテク技術立国スウェーデンのボードサプライヤ
 Teledyne SP Devices社は、業界をリードするデータ取得および信号発生器を設計・製造するハイテク技術立国スウェーデンのボードメーカーです。特許取得済みのキャリブレーションロジック、最新のA/Dコンバータ、FPGAテクノロジを利用して、比類のない高いサンプリングレートと分解能の組み合わせを実現しています。製品は、さまざまなアプリケーション固有の機能と組み込みのリアルタイム信号処理機能を備えています。これにより、お客様はパフォーマンスのボトルネックを克服し、市場投入までの時間を短縮し、幅広いアプリケーション分野でシステムレベルの利点を提供できます。Teledyne SP Devices社製品は、分析機器、リモートセンシング、科学機器、医療画像処理などさまざまな業界で採用されています。 Teledyne SP Devices社は、業界をリードするデータ取得および信号発生器を設計・製造するハイテク技術立国スウェーデンのボードメーカーです。特許取得済みのキャリブレーションロジック、最新のA/Dコンバータ、FPGAテクノロジを利用して、比類のない高いサンプリングレートと分解能の組み合わせを実現しています。製品は、さまざまなアプリケーション固有の機能と組み込みのリアルタイム信号処理機能を備えています。これにより、お客様はパフォーマンスのボトルネックを克服し、市場投入までの時間を短縮し、幅広いアプリケーション分野でシステムレベルの利点を提供できます。Teledyne SP Devices社製品は、分析機器、リモートセンシング、科学機器、医療画像処理などさまざまな業界で採用されています。
 Teledyne Technologies社の計測器部門の一部として、SP Devices社はその技術アクセス、エンジニアリングの卓越性、および重要なノウハウを拡大し、それによって高性能ボードおよびシステムレベルソリューションの世界をリードする長期的サプライヤーとしての地位を強化しています。
 - 関連資料
- ▪ 新製品カタログ2022
 
ブロック図
スペック
| ▮アナログ入力 | |
| カップリング | DC | 
| インピーダンス | 50Ω | 
| コネクタ | SMA | 
| ▮A/Dコンバータ | |
| チャンネル数 | 2ch / 4ch | 
| 分解能 | 10bit | 
| サンプリングレート | 4GSPS / 2GSPS | 
| ▮クロック | |
| 内部クロックリファレンス | 10MHz±3ppm | 
| バックプレーンクロックリファレンス | PXIe sync: 10MHz, PXIe clock: 100MHz | 
| 外部クロックリファレンス | 10MHz | 
| クロックリファレンス出力 | 10MHz | 
| 外部クロック | 1000MHz | 
| ▮外部トリガ | |
| 入力・出力コネクタ | SMA | 
| ▮同期トリガ | |
| 入力・出力コネクタ | MCX | 
| ▮メモリ | |
| タイプ | SDRAM | 
| サイズ | 1GB | 
| ▮フォームファクタ | |
| PXI Express | |
| ▮環境条件 | |
| 動作温度 | 0 ~ +45℃ | 
| 保存温度 | -40 ~ +70℃ | 
| ▮OSサポート | |
| Windows 8/8.1: 32bit/64bit Windows 10: 32bit/64bit Linux | |
 
        

