カメラ入力ボードFMC-CAMERALINK

PoCL対応 CameraLink カメラ入力ボード (FMC)

概要

FMC-CAMERALINKは、CameraLinkのSDRコネクタを2ポート搭載した カメラ入力ボードです。 Base Configuration×2系統、又は Full Configuration×1系統のいずれかとして使用できます。オプションで Power over CameraLink (PoCL) に対応できますので、CameraLink ケーブル1本で給電型カメラの利用が可能です。標準のカメラ制御ラインとシリアルインタフェースの完全なユーザー制御をサポートしています。 FMC-CAMERALINKは、LPCとHPCのどちらにも互換性のあるLow Pin Count(LPC)インタフェースを採用していますので、デジタルビデオ通信、画像処理システムなどの計算集約型アプリケーションを実装する用途に適しています。
仕様
カメラインタフェース 2x CameraLink
タイプ FMC (LPC)
特徴
▮ 2chのBase又は1chのMedium/Full CameraLinkインタフェース
▮ VITA 57.1 FMCフォームファクタ準拠
▮ Powerover CameraLink (PoCL) ケーブル給電をサポート
▮ 標準のカメラ制御ラインとシリアルインタフェースの完全なユーザー制御
▮ LPCおよびHPCインタフェースの両方と互換性のあるLPCインタフェース
▮ PoCLパワーサプライ搭載
▮ フレームグラバー、デジタルビデオ通信、画像処理システムなどに最適
Alpha Data製 FMC対応FPGAキャリアボード
ADM-VPX3-7V2:FMC対応 Virtex-7 FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z2:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
ADM-VPX3-9Z5:FMC+対応 Zynq UltraScale+ FPGAキャリアボード (3U VPX)
FMC (ANSI/VITA 57.1) について
FMCとはFMCはFPGAデバイスに接続するI/Oメザニンモジュールの規格で、ANSI/VITA(VMEbus International Trade Association)57.1で定義されています。業界標準のVPXボードやPCI ExpressボードのFMCサイトに搭載してFPGAの入出力デバイスとして利用できます。FMCには2種類のコネクタ、Low Pin Count(LPC)とHigh Pin Count(HPC)が規定されており、LPCコネクタは、68本のユーザー定義のシングルエンド信号または34本のユーザー定義の差動ペアを提供します。HPCコネクタは、160本のユーザー定義のシングルエンド信号または80本のユーザー定義の差動ペア、更に10本のシリアルトランシーバを提供します。
エジンバラのハイテク企業
alpha-dataAlpha Data社は、1993年に英スコットランドのエジンバラで設立されました。
コンピュータ集約型アプリケーションに最先端のソリューションを提供するために設立され、同社の高度なスキルを持つエンジニアリングチームは、Xilinxの最新デバイスに基づく信頼性の高い最先端の製品を世界中のユーザに提供しています。Xilinx社とのパートナーシップにより、最新のシリコンをいち早く採用することが可能になり、ハードウェア、ソフトウェア、専門知識を提供して市場投入までの時間を短縮します。
30年以上の技術的資産とハードウェアを航空宇宙産業に提供してきた幅広い経験を持つAlpha Data社は、現在その技術的専門知識を基にスペース市場向けの耐久性と耐放射線性を備えたコンポーネントを開発しています。
関連資料
新製品カタログ2023
アプリケーション
AE21:NASA JPL分光器の次世代データ収集システム(NGDCS)
関連商品

スペック

フロントI/O CameraLink x2, SDRコネクタ
モード 2x Base Configuration
1x Medium/Full Configuration
オプション PoCL (Power over CameraLink)
フォームファクタ FMC (LPC) VITA 57.1準拠

 

データシート

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